「山水景 −俯瞰図−」他  瀧本泰士

ギャラリーのご案内です。

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山水景 −俯瞰図−  瀧本泰士
山塊  瀧本泰士

瀧本さんは1993年生まれの若手い作家さんです。
目の前に見えていないものと向き合い、思考の内側を意識した作品作りをしているとのことです。趣味で山歩きをされていて山をモチーフにした作品が沢山あります。コロナ禍でも精力的に作品を発表し、3月26日からは ”笠間の家”で大学の同級生との2人展を開催予定です。

ここからはオーナーの独り言です…

山水景 −俯瞰図− …写真1枚目

12月から展示されている絵で、初めて目にした時から気になっていた。
黒い岩絵具と白い和紙のモノトーン。
絵の具を幾重にも重ねて描かれた部分と淡墨と和紙の境界線が描く部分。
一見すると無機質なモダンアートのように見えるが、淡墨の微細な滲みからは、里山や田舎の民家、海辺の風景などが浮かんでくる。

地層のように重なった岩絵具からも岩肌にような自然が感じられる。
新感覚のアート!

山塊 …写真2枚目

小さな絵の中に入れられた山塊。
後ろにには薄墨で描かれた雲が広がっている。
ミクロサイズの人になって、山塊の頂に立ったらどんな風景が見えるのでしょう? 薄墨の霧が晴れたら、万華鏡のように別世界が見えるかも!
小さいけれど広大な自然が詰まっていて存在感がある。

.写真はほんの一部です。本物の絵をご覧になりたい方は、是非、Kayaのギャラリーにおいでくださいませ。
カフェの利用に関わらず、観覧は無料です。

会期: 2021.12.1-2022.3.27
営業日: 水.木.土.日 11:30〜17:00
場所: Cafe&Gallery Kaya